【保存版】バルブの操作方法を学ぶ。~基本6種の総まとめ~これで基本は必ず身につく!!

こんにちは。近江クリエイトです。

今回は、これまで紹介してきた6種類の操作方法の総まとめです。

日常で「この操作方法にはどのような特徴があったかな?」「この操作方法とこの操作方法の違いはなんだっけ?」と思った際には、是非こちらを参考にしていただけると幸いです。

分かりやすく見ていただけるように、それぞれ操作方法の特徴を表にまとめてみました。
各項目に分けて早見表にしていますので日々の業務でも活用ください。

目次

  1. 手動弁と自動弁
  2. 自動弁の特徴を比較
  3. 自動弁を手配する時に絶対に必要な内容
  4. まとめ

 

1.手動弁と自動弁

まず始めに、操作方法に関して大きく2つに分類します。
人の力で操作する「手動弁」と人の力を介さずに電気や空気などを使って操作する「自動弁」です。

手動弁は人の力で動かすので特別な準備はいりませんが、自動弁の場合は動力を準備しなければなりません。
電動式の場合は電源、エアシリンダー式の場合はエアー源(コンプレッサー)、油圧シリンダー式の場合は油圧ポンプの用意が必要です。

【ワンポイントプラス】
自動弁の場合、用意する「動力源」の仕様は詳細にメーカーに伝える必要があります。
なぜなら、使用する動力源によって駆動部の選定が変わることや駆動部の出力にも影響があるからです。

 

手動弁については、それぞれバルブの種類によっておおよそ操作方法が決まっています。

例えば、ゲート弁や玉形弁などの直動するタイプは丸ハンドル。バタフライ弁やボール弁などの回転弁はレバータイプ。それに加えて操作を軽くしたい場合に手動ギアを使用するという感じです。

「仕切弁や玉形弁を使用する為、丸ハンドルになる」「操作性を重視してレバー式のバタフライ弁を使用する」など選択肢が限定されるという見方もできてしまいます。

2.自動弁の特徴を比較

続いて、自動弁のそれぞれの特徴についてまとめてみました。

特性についてポイントをまとめますと

①シリンダー式はエア、油圧共に開閉が速い。一方で電動式は遅い。
②制御性能は電動式、油圧シリンダーは高い。エアシリンダー式は誤差が生じる。
③機器のサイズは油圧、エア、電動の順に大きくなる。
④操作力はエア、油圧、電動の順に大きくなる。
⑤価格はエア、油圧、電動の順に高くなる。

 

以上が、特性の大きな違いとなります。
但し、使用するバルブや口径によって条件が変わる場合もあるので、そこは注意が必要です。

ちなみに・・・
自動弁に関しての詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。

【基本】バルブの操作方法を学ぶ。自動弁!選定に必要な条件とは?【電動式】

こんにちは。近江クリエイトです。   バルブの操作の仕方も種類が様々・・・ 「どんな種類があるのか知りたい」 「それぞれの特徴を知りたい」 このような疑問にお答…

 

【基本】バルブの操作方法を学ぶ。低コストで最も制御に向いた自動弁?!【エアーシリンダー式】

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【基本】バルブの操作方法を学ぶ。特徴は何と言っても圧倒的「力」!!【油圧シリンダー式】

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3.自動弁を手配する時に絶対に必要な内容

最後に自動弁を手配する時に絶対に必要な内容を以下にまとめました。
多くの人が知らない、もしくは忘れがちな項目なので是非次の表を覚えておいてください。

これらの項目は手配時には必要となるので必ずメーカーに伝えるようにしましょう。

4.まとめ

以上、バルブで使用する6種類の操作方法についてまとめてみました。
基本的な内容ですので、是非覚えて日々の業務に活用してみてください。

 

最後に・・・
バルブ操作の自動化は、設備運営に関わる人員を減らしたり作業効率を上げることができるので、コスト削減にも繋がるのです。
なので個人的にはバルブの自動化を強く推奨しています。

こちら近江クリエイトでは、今あるお客様の環境に最適な自動弁の提案既設手動弁の自動化などあらゆるご希望にお応えします
是非、ご相談がありましたらお問い合わせください。

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